10月22日に、約三年ぶりとなる鞍馬の火祭が開催されます!
その準備の一環として、先週と本日、松明作成に使う「フジの根」掘りに参加させていただきました。
鞍馬では昔から多くの方が村山祥栄を応援してくださっており、河村も秘書着任当初からたくさんお世話になっておりますが、コロナの影響もあり、鞍馬の伝統である火祭の参加は叶っておりませんでした。
この度三年ぶりに開催が決定したとのことで、念願かなってお祭りの準備からお手伝いさせていただけることになった次第です!
フジの根は、松明の外側を覆うロープ上になっている部分に使います。
これらは他所から買ってきたり、外注したりするのではなく、実際に鞍馬の方々が近隣の山中を見て回り、自ら危険を冒して掘り集めてきたものなんです。
多くの植物が生い茂る京都の山々から、松明に使えるフジを探し当てるのは至難の業。他の樹木の葉から僅かに出ているフジの葉を見つけ出し、根元まで上がって掘り進めます。
(※木々生い茂る斜面から藤が葉をのぞかせていることを「藤が上がる」というのだとか!)
10m以上にもなるフジの根を、急こう配の斜面から傷つけずに掘り出すのは非常に危険を伴いますし、過酷な作業ですが、これも伝統ある祭りを成功させるため。皆、時に励まし合いながら作業を進めます。
華やかな当日の様子とは異なり、誰かに注目をされたり、称賛されたりすることはほとんどない地道な作業ですが、こうした工程のが一つ一つ積み重なって、貴重な伝統がまた一つ、繋がれていくのだと体感いたしました。
地域を守る、文化を伝える、伝統を残すというのは、言葉だけでは決して実現することはできないのですね。
政治家を目指すことは何よりの目標であり目的ですが、その原点、本質を少しずつ学ばせていただいているような感覚でした。
来週は藤の根を結ぶ作業に参加します!
これもまた大変とのことですが、楽しみの方が大きいです!
ワクワクしますね〜!